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HARG療法とは?毛髪再生治療の基礎知識

HARG療法のHARG(ハーグ)とは「Hair【毛髪】Re-generative【再生】Therapy【療法】」の頭文字から取った略からきているように、その治療法は再生医療を応用した最先端の医療技術です。

※ 再生医療 … 病気や事故等によって失われた機能(身体の細胞や組織、器官の再生など)の回復を目的とした医療技術の総称

ハーグ治療ロゴマークこのHARG療法は医療機関でのみ施術が認められている治療法なので、限られた施設でしか行えませんが、日本国内における治療の導入にあたって発足した日本医療毛髪再生研究会の公式HP内で治療を行っている専門クリニックを検索することができます。
HARG療法の仕組み
HARG療法では〝HARGカクテル〟と呼ばれる薬剤(成分)を、頭皮に直接注入することで毛髪の再生を試みますが、具体的にどのような治療が行われるのか・・・?

毛周期イメージまずは、その仕組みについて簡単にまとめておきます。

通常、毛髪は永遠に成長し続けるわけではなく、個人差や男女差はあるものの、一定期間を経ると自然に抜け落ち、また新たな毛が生えてきます。

この周期をヘアサイクル【毛周期】と呼びますが、薄毛や若ハゲに悩まされる方の多くは、このヘアサイクルのリズムが乱れることで症状が進行していきます。

さて、私たちの髪の毛は頭皮の毛穴から生えていますが、この毛穴より下(皮膚の内部)に隠れている髪の毛一本一本には、毛包と呼ばれる組織があります。

毛髪の構造イメージ毛包とは文字通り毛(毛根)を包んでいる組織のことで、毛髪の育成・成長過程において非常に重要な役割を担っていますが、この毛包には新たな毛髪の元になる細胞(毛母細胞を刺激し細胞分裂を促す毛包幹細胞)が存在します。

ところが、この細胞が何らかの原因によって活動を停止してしまい、休眠状態にあると新たな毛髪を作り出すことができなくなってしまうため、これが薄毛(異常脱毛)の始まりの一要因であると考えられています。

そこで、あらゆる組織や器官を作る元になる幹細胞から数種類の成長因子を抽出し、その成分をHARGカクテルとして頭皮に直接注入して毛髪の再生を試みる治療法がHARG療法です。
HARGカクテルに配合される主な成長因子

矢印VEGF(Vascular Endothelial Growth Factor:血管内皮細胞増殖因子)
矢印KGF(Keratinocyte Growth Factor:ケラチノサイト増殖因子)
矢印PDGF(Platelet-Derived Growth Factor:血小板由来成長因子)
では、このHARGカクテルを注入すると、一体どうなるのか・・・

これまで長い間毛包で休眠状態にあった幹細胞が注入された成長因子によって刺激されるだけでなく、毛包幹細胞自らも活性化し、成長因子を分泌しながら必要な細胞に分化し始めるという2つの作用が起こり、発毛・育毛効果が現れると考えられているようです。

※ つまり、HARG療法とはHARGカクテルを注入し、乱れた発毛サイクルを正常に戻すことで薄毛の改善を試みる治療法と言えます。
HARGカクテルを浸透させる主な注入法
ナパージュ法 頭皮の表皮に薬剤を細かく注射(ナパージュ)することによって有効成分を皮下組織に浸透させる注入法。パピュール法に比べると効果が現れるまでに時間が掛かるとされている。
パピュール法 注射針を用いて表皮と真皮の間に薬剤を注入することによって有効成分を浸透させるため、即効性があり確実性も高い。HARG療法においては最もポピュラーな注入法。
フラクショナルレーザー法 レーザー光線を照射して、頭皮に毛穴よりも小さな穴を開け、薬剤を浸透させる注入法。パピュール法に比べると、効果が現れるまでに時間が掛かるとされている。
ダーマローラー法 ステンレススチール製の極細針が付いた医療用ローラー(ダーマローラー)を頭皮上で転がしながら薬剤を浸透させていく注入法。広範囲の治療に適している。

コレだけは押える!HARG療法の効果

前項でも説明したとおり、幹細胞(健康な成人女性から採取した脂肪肝細胞を培養)から抽出した毛髪再生に有効な各種の成長因子を含んだタンパクをHARGカクテルに配合し、頭皮に直接注入するというのがHARG療法の大きな特徴ですが、このHARGカクテルには先に紹介した成分(KGF、PDGFなど)のほかに、次のような有効成分を配合することも可能です。
KGF 毛髪を構成するタンパク質の一種ケラチンを作り出す毛母細胞を直接刺激する働きがあり、増毛効果が期待できる発毛に欠かせない成長因子
PDGF 毛の成長期を持続保持するために欠かせない成長因子
VEGF 頭皮の血管新生を促進する血管内皮細胞増殖因子で、十分な栄養素を行き渡らせるために必要
〈毛髪の成長をサポートする主な成分〉

チェックブフロメジル(血管拡張作用)チェックビタミンH(頭皮環境を整える)チェックチロヂンチェックシステイン(ケラチンを構成するアミノ酸)チェックコエンザイムQ10チェックグリシンチェックビタミンB(毛髪の成長促進)チェックビタミンEチェックビタミンC …等
矢印
患者の年齢や性別、髪質や薄毛状態などに応じて上記有効成分を配合!
そのため、HARG療法では薄毛治療に欠かせない「発毛」+「育毛」+「脱毛抑制」という3つの効果が効率よく得られる治療法であり、従来の治療法(プロペシアやミノキシジル系育毛剤など)に比べて、非常に高い発毛効果が期待できると考えられています。
プロペシア・リアップ HARG療法
治療中断 治療中断
AGAが再び進行してしまうため、継続使用が必要
発毛は持続するため、年1~2回のメンテナンスを行う
また、HARG療法は『プロペシア』のように、男性のAGAにしか効果が期待できないという治療法ではないため、女性の薄毛に対しても有効な毛髪再生治療であるという点も大きな特徴のひとつです。
〈HARG療法の治療効果が期待できる症状〉

チェックAGA(男性型脱毛症)による薄毛・若ハゲ
チェック女性の薄毛
チェック円形脱毛症
チェックストレスや生活習慣を原因とした異常脱毛(薄毛・抜け毛)…etc






脱毛:豆知識

ヘアサイクル(毛周期)とは?

毛髪には周期(ヘアサイクル)があり、この周期が正常に機能していれば、通常、髪の毛は次の3ステップを経て自然と抜け落ちます。
成長期
男:3~5年/女:4~6年【全頭髪の80~90%】

毛母細胞が分裂を繰り返し、太くて長い新しい髪の毛が伸び始める期間。(約1~2cm程度/1ヶ月)なお、新たな髪の毛を成長させる時期であるとともに、休止期末期の古い毛が抜け落ちる時期でもある。

退行期
2~4週間【全頭髪の約1%】

細胞分裂が止まり毛乳頭の働きが低下する期間。通常2~4週間かけ、徐々に髪の成長が衰えると、しだいに毛球が硬くなる。退行期末期には毛母と毛乳頭が分裂し、成長が完全にストップ!

休止期
3~6ヵ月【全頭髪の約10%】

毛母細胞の活動が完全に休止した毛は、新たな毛髪の生成を準備すると自然に抜け落ちる。
正常な毛髪であれば、ヘアサイクルが繰り返し行われ、新たな髪の毛が常に生成されるため、日々の抜け毛(50~100本/日)は休止期末期に当たる毛の自然脱毛にあたり、薄毛や若ハゲに悩まされる心配はまずありません。

カフェタイム

AGAドックとは?

前頭部や頭頂部の毛髪が抜け落ち、脱毛範囲が徐々に拡大していく抜け毛症が男性型脱毛症(AGA)ですが、将来的な薄毛の心配を遺伝子レベルでチェックすることができる検査キットが『AGAドック』です。

専用の綿棒でほほ内側を軽くこすりとり、採取した粘膜を同封の書類と一緒に送るだけの検査キットなので、病院に足を運ぶことなく、自宅で簡単に行うことができます。

そのため、他人に知られずにコッソリと検査することができるという点においてとても利用しやすいツールですが、検査結果は本当に信頼できるのか・・・価格がやや高い!といった点が気にならないでもありません。

しかし、近い将来、自分は薄毛になるのではないかと深刻に悩み気にしているような方は参考程度に試してみるのも良いかもしれません。