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市販の育毛剤なら、薬用ポリピュアが効果があるらしい・・・

最近、ネット上では、そのような評判も増えはじめているようですが、顔の見えないネット掲示板での口コミ評価は無責任な発言も少なくありません。

そこで、薬用ポリピュアとは、いったいどのような育毛剤なのか?

製品に配合されている有効成分や口コミ評価などを基に少し客観的に分析してみたいと思います。



コレだけは押える!薬用ポリピュアの効果

シーエスシー株式会社が販売しているリキッドタイプの育毛剤が『薬用ポリピュア』ですが、他の市販育毛剤とどのような点において違うのか、その点を簡単にまとめると次のようになります。
『薬用ポリピュア』の特徴

これまでの育毛剤は頭皮環境を改善することで育毛や抜け毛予防を試みる、いわば〝間接的〟なケアを目的とした製品が主流であるが、頭皮環境を改善したからといって、必ずしも髪の毛が生えてくるとは限らない。だとすれば、頭皮環境を整える以外にも何か他に必要なケアがあるのではないか…

そこで、薬用ポリピュアは、髪の毛を作り出す毛乳頭に直接刺激を与え、衰えてしまった毛乳頭を再び活性化させることで育毛や脱毛予防を試みる〝直接的〟なケアを目的とした育毛剤という点で、他の一般的な市販育毛剤とは異なってくる…
つまり、『薬用ポリピュア』の製品開発者によると、単に毛根に刺激を与えたり、血流を良くして酸素や栄養を補給すだけでは不十分!

そこで、毛乳頭に発毛せよ!という命令を伝えると考えられている成長因子FGF(繊維芽細胞増殖因子)の働きに着目し、FGFの働きをサポートする有効成分を育毛剤に配合することで、より優れた育毛(発毛)促進効果が期待できるのではないかと考えたわけです。

※ FGFは安定性に欠けるだけでなく、加齢やストレス・食生活等の生活環境によって衰えてしまうこともあるようで、うまく毛乳頭に発毛命令を伝えることができないことも多いと言われています。(そこで、FGFの働きをサポートするのが長鎖分割ポリリン酸!)

そして、その重要な鍵を握っているとされる成分が長鎖分割ポリリン酸であり、『薬用ポリピュア』には、この有効成分が配合されているという点において、他の間接的なケアを目的とした市販育毛剤とは大きく異なると主張しています。
長鎖分割ポリリン酸とは?

ポリリン酸は、あらゆる生物の体内にもともとある鎖状の高分子物質で、その分子量によって大きく3つ(短鎖・中鎖・長鎖)に分かれることが判明。このポリリン酸を分離精製したものを分割ポリリン酸と呼び、長鎖分割ポリリン酸とは長鎖ポリリン酸を有用な長さに分離精製したものを指している。長鎖分割ポリリン酸は分子量が多く、毛根にあるFGF(繊維芽細胞増殖因子)を安定化させることができると考えられていることから、毛乳頭細胞を活性化させることが期待されている。

有効成分・口コミ評価からみた薬用ポリピュアの落とし穴

薬用ポリピュア』が、毛乳頭に発毛命令を出すFGF(繊維芽細胞増殖因子)をサポートする働きのある〝長鎖分割ポリリン酸〟と呼ばれる成分配合の育毛剤であるということは理解できました。

この点を踏まえた上で『薬用ポリピュア』について、少し他の視点から客観的に分析してみましょう。
AGAの原因はDHTとする説について…
近年における研究の結果、多くの男性を悩ませているAGA(男性型脱毛症)の主な原因はジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる強力な男性ホルモンにあるとする説が有力です。

このDHTは男性ホルモンである〝テストステロン〟と、頭部の毛乳頭に含まれる物質〝5α‐リダクターゼ(酵素)〟とが結合することによって生成されるということがわかってきました。

つまり、テストステロン以上に強力な男性ホルモン〝DHT〟が、頭部にある毛乳頭の細胞内にあるレセプター(受容体)と結合することによって毛母細胞の活動が低下し、髪の育成が阻害されているとする説が、今日ではAGAの主原因ではないかと考えられているわけですが、この脱毛症改善に、現在、最も効果があるとされる治療薬はプロペシアです。

『薬用ポリピュア』に配合されている有効成分の働きは先に説明したとおりですが、どうやら公式HPなどでは、このAGAに関する内容にはあまり触れていません。

その点を考慮すると『薬用ポリピュア』がAGA患者に対して、どの程度効果が期待できるのか、疑問の残るところではあります。
医薬品と医薬部外品の違い
『薬用ポリピュア』に配合されている有効成分を確認する限り、長鎖分割ポリリン酸を除いてしまえば、特にこれといって特出すべき成分は見られません。
『薬用ポリピュア』に含まれる主な成分
ニンジンエキス 古くから生薬として利用されてきた成分のひとつ。保湿作用のほか、神経細胞活性化、免疫力増加などの効果があり、育毛剤に配合されることも多い。
センブリエキス 血行促進効果が強く酸化還元能力を高めるとともに頭皮の乾燥を防ぐ。毛根に栄養を与え、脱毛予防や発毛促進効果が期待できる。
グリチルリチン酸ジカリウム 甘草根から抽出される成分。保湿力や解毒作用に優れているほか、抗アレルギー作用や脱コレステロール作用、抗消化性潰瘍作用などの作用もある。肌荒れを予防することから、ニキビ薬治療に配合されることも多い。
つまり、他の市販育毛剤に配合されている有効成分(上記3つは他の市販育毛剤にも配合されることが多いお馴染みの成分)も多く、個人的には『薬用 ポリピュア』が、他の市販製品よりも特別に優れた効果を発揮するとは感じられないということです。

また、『薬用ポリピュア』は、他の一般的な育毛剤と同じく《医薬部外品》として販売されており、『リアップ』や『カロヤン』シリーズのように《医薬品》に指定されているわけではありません。

これはどういうことかというと、医薬部外品として販売されている製品は、危険なリスク(副作用)が少ない分、強い作用も期待できないということを意味します。

したがって、医薬部外品として販売されている育毛剤の有効成分に医薬品以上の強力な作用が働くとは考えにくいものがあります。

しかし、薄毛を促進する異常脱毛のメカニズムは、未だハッキリと解明されたわけではないというのが現状です。

そのため、これまでの口コミ評価を考慮すると『薬用ポリピュア』による育毛効果を一概に否定することもできないので、薄毛で悩んでいるような方は、検討してみる価値があるのかもしれません。