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薄毛や抜け毛の悩みは男性特有のものと思われがちですが、女性は女性で男性とはまた少し違った脱毛症に悩まされることがあります。

びまん性脱毛症とは、そんな男性よりも女性に多くみられるヘアトラブルのひとつですが、近年、この治療に有効な新薬が開発されたといった話も聞こえてくることから、びまん性脱毛症に関する情報を少しまとめておきましょう。

コレだけは押える!びまん性脱毛症の基礎知識

そもそも、びまん性脱毛症の〝びまん〟とは、いったいどういう意味なのか?

びまん(瀰漫)という言葉を辞書で調べてみると「一面に広がりはびこること」といった説明がなされています。

一般的に薄毛やハゲというと、頭頂部周辺から徐々に脱毛が円状に進行していく、いわゆる《O字ハゲ》や、額の剃り込み部分の生え際が少しずつ後退していく《M字ハゲ》を連想される方が多いかと思われます。

参考画像(写真):びまん性脱毛 ところが、このびまん性脱毛症とは、ある特定部分の毛髪が極端に抜け落ちてしまうのではなく、頭部全体を覆っている毛髪が均等に抜け落ちてしまうことによって地肌が透けて見えてしまうような症状のことで、脱毛部の境界がハッキリしないといった特徴があります【参考:右記資料】。
脱毛のメカニズムと原因
なぜ、このような症状が現れるのかについては、いまだハッキリと解明されたわけではありませんが、下記に挙げるような原因により、正常なヘアサイクル【右記:豆知識参考】が乱れ、主に休止期状態にある毛髪の割合が高くなっているのではないかとする説があるようです。
チェック加齢にともなう老化

年齢とともに毛細血管の減少や血行不良が起こりやすくなるため、毛根が衰え、一本一本の毛髪が細くなりやすい。

チェック精神的ストレス

脱毛との因果関係が科学的にはっきりと解明されているわけではありませんが、過度の精神的ストレスが人体に様々な悪影響を与えていると指摘する専門家は少なくありません。
人体を流れる血液は、自律神経によって制御されているが、健康な髪を維持し育成するためには頭皮の血流が活発化し、毛細血管に十分な栄養が行き渡らなければならない。
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ところが、心身ともに緊張した状態が長時間続くと、自律神経が乱れ、筋肉が収縮し血管を収縮させたり細くしてしまう。
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血管が収縮(細くなる)してしまうと、しだいに血液の循環が悪くなり、その結果、髪の育成に必要な栄養が毛母細胞へ送られないため、成長期の髪の毛は頭皮に根付くことなく、成長段階の途中で抜け落ちてしまい、正常なヘアサイクルがまっとうできない。
チェックホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れが、抜け毛(異常脱毛)の一要因であるとする説は昔から指摘されていますが、特に強力な脱毛ホルモンとして、近年、注目されている物質がジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる物質です。通常、女性ホルモンである《エストロゲン》や《プロゲステロン》と呼ばれる物質がDHTの働きを抑制しますが、加齢とともにこれらの女性ホルモンの分泌が不安定になると脱毛が起こりやすくなると考えられています。

チェック過剰なダイエット

女性は急激なダイエットをしてしまう人も多く、極端な断食や摂食を続けていると、栄養失調状態になり、生命の維持にそれほど影響のない毛髪(毛乳頭)への栄養補給は後回しにされてしまいます。その結果、健康な毛髪を生成することができなくなり、抜け毛や軟毛の原因になると考えられています。


チェック誤ったヘアケア

カラーリングやパーマをかける際に使用する液剤には休止期にある毛髪の抜け毛を早めていることが考えられます。また、カラーリング剤やパーマ液に含まれる成分は非常に浸透性が高く、頭皮の毛細血管に付着し浸透すると、ヘアサイクルを乱し髪の育成を妨げるとする説があります。一方、スタイリング剤として使用するヘアクリーム・ワックス等には、油分を多く含む製品も多く、また、日常的に利用することから、洗髪が十分でないと頭皮の毛穴を詰まらせ髪の発育を妨げる原因にもなるようです。さらに、整髪料に含まれている界面活性剤は髪の主要成分であるタンパク質を奪い去るとされ、良質な毛髪が育成されにくいといった説もあります。

チェック経口避妊薬(ピル)の服用

経口避妊薬は女性ホルモン(プロゲステロンなど)を配合した医薬品なので、一定期間服用し続けた後、使用を中止すると、分娩後に見られる脱毛症と同じような症状を起こす場合があるようです。


びまん性脱毛症治療の現状を知ろう!

先にも説明したとおり、びまん性脱毛症の原因は多岐にわたり、複数の要因が複雑に絡み合っていることも十分考えられることから、原因を特定するのが難しいケースも少なくありません。

ところが最近、この女性特有のびまん性脱毛症の治療に有効な新薬が、医療先進国ドイツで開発されたということで注目を浴びているようです。

その治療薬が『パントガール』です。

『パントガール』は、男性型脱毛症治療薬『プロペシア』と同様、服用タイプの経口薬ですが、治療を始めてから、概ね3ヶ月程度で徐々に効果が現れてくると言われています。

これまで『プロペシア』のような服用タイプの治療薬は、男性向けが中心で、女性は外用薬(リアップレディなど)に頼るしかありませんでしたが、最近は『パントガール』を処方してくれるクリニックも少しずつ増えているようなので、びまん性脱毛症に悩んでいる方は、一度、処方クリニックに足を運び、医師に相談してみるのも一法かもしれません。

パントガール画像ただ、ここでひとつ忘れてはならないことは『パントガール』は新薬であり、びまん性脱毛症に対する治療効果の程度や副作用等に関するデータがまだまだ少ないという点です。

『パントガール』はこれまで重篤な副作用の報告もなく、安全性が高いといった話もあるせいか、個人輸入代行業者を介してパントガール(Pantogar)インターナショナル版を入手している方もいますが、原則、医師の処方を必要とする医薬品なので、心配な方は、まず専門医に相談することをお勧めします。






脱毛:豆知識

ヘアサイクルってなに?

毛髪にはヘアサイクル(毛周期)というものがあり、このサイクルが正常に機能していれば、通常、下記に示すような3ステップを経て髪の毛は自然と抜け落ちていきます。
成長期

毛母細胞の分裂が活発化し、新しい毛球が生成され、太長い毛が伸び始める期間。また、休止期末期にある古い毛が押し上げられ抜け落ちる時期でもある。男性で3~5年、女性で4~6年程度が成長期に費やされる。
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退行期

毛母細胞の分裂が止まり、毛乳頭の働きが低下するとともに抜け落ちるための準備を始める期間。通常、2~4週間かけ、徐々に髪の成長が衰えると毛球がしだいに硬くなる。退行期末期には毛乳頭が毛球から離れ、毛球は収縮し細長く伸びていく。
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休止期

毛母細胞の活動が完全にストップした毛は、概ね3~6ヵ月の期間を経て自然に抜け落ちる。
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再び、成長期へ!
正常な毛髪であれば、ヘアサイクルが繰り返され、新たな髪の毛が常に生成されるため、日々の抜け毛(50~100本/日)は休止期末期に当たる毛の自然脱毛にあたり、薄毛や若ハゲの心配はありません。

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(びまん性脱毛症対策)