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抜け毛を促進させる2要因とは…?

ヘアサイクルが正常に機能していれば、自然脱毛による抜け毛は寿命をまっとうした抜けるべくして抜け落ちた毛なので、若年性脱毛(薄毛・若ハゲ)の心配はありません。

ところが近年、男女問わず、自然脱毛とは異なる異常脱毛による抜け毛に悩む若者が増えているようです。

異常脱毛とは、ヘアサイクルが正常に機能していないために起こる脱毛現象のことで、本来、まだ抜け落ちるべきではない毛が抜け落ちてしまっていることから、そのまま放置しておくと、薄毛や若ハゲを進行させる恐れがあるので、その原因を突き止め、早期予防・対策を試みる必要があります。
抜け毛を促進させる内的要因と外的要因
異常脱毛によって抜け落ちた髪の毛は、毛根が細く、髪質も弱々しい細く柔らかな毛であることがほとんどです。

これは、本来、髪がぐんぐんと伸び続ける成長期にあるべき毛母細胞に十分な栄養(血)が送られてこないため、頭皮にしっかりと根を張れず、退行期 ⇒ 休止期を迎えることなく、成長期段階で抜け落ちているためです。

異常脱毛による抜け毛現象は、頭皮の血流に大きく左右されると考えられていますが、その血流不足が起こる原因は、大きく2タイプ《内的要因》と《外的要因》とに分けることができます。

したがって、この2タイプの要因を把握するとともに、ひとつひとつ改善していくことが異常脱毛による抜け毛対策・予防の第一歩となりそうです。

コレだけは押さえる!抜け毛の原因【内的要因】

ストレスが異常脱毛を招く !?
円形脱毛症は過度のストレスが主な原因のひとつである!と言われるように、ストレスが抜け毛(異常脱毛)を促進させているとする説がありますが、両者の因果関係について科学的にはっきりと解明されているわけではありません。

しかしながら、過度のストレスが人体に様々な悪影響を与えているとする点については、異議を唱える専門家も少ないようです。

ちなみに、現在、ストレスが抜け毛(異常脱毛)を促進させているとする説は、主に次のような理由からくるものだと考えられています。
ストレスと抜け毛の関係
人体を流れる血液は自律神経によって制御されているが、健康な髪を維持し育成するためには頭皮の血流が活発化し、毛細血管に十分な栄養が行き渡らなければならない。
矢印
ところが、心身ともに緊張した状態が続くと自律神経が乱れ、筋肉が収縮し血管を収縮させたり細くしてしまう。
矢印
血管が収縮(あるいは細くなる)してしまうと、しだいに血液の循環が悪くなり、その結果、髪の育成に必要な栄養が毛母細胞へ送られないため、成長期の髪の毛は頭皮に根付くことなく、成長段階の途中で抜け落ちてしまい、正常なヘアサイクルがまっとうできない。


食生活の変化が髪に及ぼす影響とは…
近年、日本人の食生活が欧米化していますが、肉を中心とした食生活は、抜け毛(異常脱毛)を促進させ、若年性脱毛の原因になると考えられています。

これは、肉やジャンクフードを中心とした高カロリー・高脂肪な食事は、中性脂肪や悪玉コレステロールを増やし、頭皮の毛細血管を詰まらせ、髪の育成に必要な血液(栄養)が十分に行き渡らないことが影響しているのではないかと考えらているためです。

また、毛髪はケラチンというタンパク質で構成されていますが、このケラチンを構成する主要な物質はアミノ酸です。

※ ケラチンの生成に特に欠かせない物質がビタミンB6です。

そのため、髪の毛を構成するタンパク質やアミノ酸が不足すると、成長期にある髪の毛が十分に育たず、異常脱毛による抜け毛が増えると考えらているのです。

いずれにせよ、健康な髪を育成するためには頭皮の血流が良くなければなりませんが、頭皮の血流を活発化させる成分には、主に下記に挙げるような物質が欠かせないとされています。
髪の育成に必要な物質と主な食物
タンパク質 卵、牛乳、納豆、豆腐、魚、鶏肉
ビタミンB2 豚レバー、ほうれん草、卵、牛乳、ワカメ、サバ、しいたけ、シジミ、納豆
ビタミンB6 レバー、かぼちゃ、胚芽米、イモ類、イワシ、鮭
ビタミンE 大豆、卵、植物油、ナッツ類、マヨネーズ、ごま油、魚、落花生
亜鉛 うなぎ、牡蠣、肉類、小麦胚芽、豚レバー、ホタテ
カルシウム 豆腐、牛乳、ひじき、小魚、海草類、わかさぎ、小松菜、チーズ
マグネシウム 玄米、そば、牡蠣、干しえぴ、豆腐、納豆、こんぶ、ひじき、バナナ
葉酸 にんじん、かぼちゃ、アスパラガス、ほうれん草、レバー、のり、いちご
イソフラボン 納豆、豆乳
上記表をご覧になっても分かるとおり、バランスの良い食事が髪の育成をサポートするので、ジャンクフードやインスタント食品を中心とした食生活を続け、最近、抜け毛が増えたと感じている人は、食生活を改めることも大切なのかもしれません。

※ 食生活の改善が抜け毛予防に即効性をもたらすことはありませんが、健康な髪の育成に必要な栄養素を毛母細胞に運ぶことは、薄毛・抜け毛予防対策に欠かせません。
ホルモンバランスが抜け毛を左右する !?
ホルモンバランスの乱れが、抜け毛(異常脱毛)の一要因であるとする説は非常に有力です。

特に男性ホルモンはヒゲや胸毛といった体毛の育成を促進させる一方、毛髪に関しては毛の成長を妨げ、抜け毛を促進させるといった特徴があり、男性ホルモンの分泌量が活発化すると、薄毛・若ハゲになりやすいと考えられています。

中でも男性ホルモンのひとつである〝テストステロン〟が〝リダクターゼ(額から頭頂部にかけた頭部の毛乳頭に含まれている物質)〟と呼ばれる酵素と結合することによって生成される〝ジヒドロテストステロン〟は、強力な脱毛ホルモンとしての作用があると考えられており、近年は、この物質の生成を防ぐ発毛促進剤などが注目を浴びているようです。

一説にはジヒドロテストステロンが、毛乳頭内にある受容体(たんぱく質)と結合し、毛母細胞毛の成長をストップするよう信号を送るため、毛母細胞の活動が衰え、その結果、薄毛や若ハゲになりやすいのではないかとも言われています。

また、出産後の女性に多く見られる産後脱毛も、このホルモンバランスの乱れが強く影響していると考えられているようですが、産後脱毛による抜け毛の詳細については、産後の抜け毛をご覧下さい。
遺伝と薄毛の関係
子は両親の体質を少なからず受け継いでいると考えられます。

つまり、先のホルモンバランスの項目で説明したとおり、遺伝によって頭部の毛乳頭に含まれているリダクターゼの量や男性ホルモンの働きを両親からそのまま受け継いでしまっていると、薄毛・若ハゲになりやすいこともありうるということです。

ただし、両親が若年性脱毛で悩んでいないからといって安心はできません。

というのは、たとえ両親が抜け毛に悩んでいなくとも、祖父母が薄毛・若ハゲで悩んでいたような場合には、その祖父母から抜け毛体質を受け継いでいる(隔世遺伝)とする説を唱える専門家も少なからず存在するからです。

現段階では薄毛と遺伝の因果関係について科学的にはっきりと解明されているわけではありませんが、遺伝を原因とした薄毛説はいまだ非常に有力視されています。